株で儲けるには休むのがいい?

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休むも相場 投資

皆さん、株で儲けるにはどうしたらいいかわかりますか?投資の世界に「休むも相場」という言葉があります。これは、常に株を売買するのではなく、時には相場から離れて周りの状況をよく見よう、という古くからの格言です。今回はこのことについてお話ししたいと思います。

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株で儲ける格言 「売るべし 買うべし 休むべし」

売るべし 買うべし 休むべし

昔から、株で儲けるための格言というものが多くあります。日本証券業協会の投資の時間というWebサイトがあります。その中に「相場格言集」というものがあり、以下のような格言が掲載されています。少し長いですが、面白い記事ですので引用します。

売るべし 買うべし 休むべし

年中、売ったり買ったりしていなければ気のすまない人がいる。失礼な言い方だが、そういうやり方で儲かっている人はいないのではないだろうか。

株式投資に売りと買いのどちらかしかないと思うのは誤りで、休むことも大切な要素であると説くのが、この「売るべし 買うべし 休むべし」である。「売り買い休みの三筋道」とか「休むも相場」等ともいう。

だいたいが人間は欲と道連れである。相場で利益を上げれば「もっと取ってやろう」と思い、損をすれば「今度は取り返そう」と、常に売ったり買ったりしてしまいがちだ。こういう心理には、知らず知らずにおごりと焦りの気持ちが入り込んでいる。この2つが、共に相場には大禁物であることは前にも述べた。むろん結果は歴然であろう。

損得に関係なく、一つの売買が終わったら一歩退いて市場の環境や相場の動向、そして天下の形勢をゆっくり眺め回す余裕を持つ。この間に目のくもりを払拭し、心身のコンディションを調整し、同時に投資資金を整えて、次の機会に備えるわけだ。

出典:日本証券業協会の投資の時間Webサイト

名言ですね。私も投資を始めたばかりの頃は、株の売買をするのが楽しくて仕方ありませんでした。次はどの銘柄を買おうか、売ろうかと常に銘柄をチェックしている状況でした。本来は株で儲ける(投資で利益を出す)ことが目的のはずですが、株の売買が目的になっていました。そのため、良い状況の時も悪い状況の時も売買を繰り返していました。成績は当然悪くなります。この格言の通りの状況です。

たまに株で儲けが出ていると、調子に乗って次から次へと株を買い始めます。これは「自分は投資に向いているかも」というおごりがあるからだと思います。また、損が続くと「今度は利益を出してやろう」と焦りが出て、高値で買ったりします。まさに「おごり」と「焦り」が投資には禁物だという戒めです。

それにしても、本来はどんどん株の売買を奨めるべき日本証券業協会のWebサイトに、このような記事が掲載されているということが面白いと思いました。本当に株で儲けたいと思う人には、珠玉の名言ではないでしょうか。

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ビジネスパーソンが株で儲けるには短期投資は向かない

ビジネスパーソンには短期投資は向かない

我々ビジネスパーソンには、短期投資は向かないということを以下の記事でお話しました。

短期投資を続けていると、どうしても売買の回数が多くなります。先ほどの格言の解説にもある通り、「人間は欲と道連れ」ですので、もっと株で儲けたいとか、これ以上損はしたくないという感情を持っています。そんな中で売買を繰り返していると、心身ともに疲れ果ててしまい、最悪本業にも影響が出かねません。

やはり必要な時には思い切って投資を一休みするということが重要だと、私は考えています。この後、私の投資における休み方についてお話しします。

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株で儲けるために 投資における私の休み方

投資における私の休み方

私自身、株式投資をしばらく休む予定にしています。昨年大晦日の記事で触れたように、現在ポジション調整を計画しています。そこである程度株を売った後は、しばらく休む予定にしています。その後、売った株が上がるかもしれませんし、下がるかもしれません。それは誰にもわからないことです。これが投資のリスクです。

しかしながら、私の考えとしては今の日経平均株価は少し加熱気味ですので、おそらくどこかで調整が入ると思います。大きく調整するまでは少し株式投資を休止することになると思います。どこまで下がったら調整なのか、ということも誰にもわかりません。それは自己責任の判断によります。それが投資というものだと思っています。

現時点で、どの銘柄を売るかということもある程度決めていますが、いつ売るかということは今後の相場の状況によって、変わってくると思います。またその状況については、このブログでも紹介したいと思います。

一方で、投資信託は継続します。私の場合、毎月積立で投資信託を購入しています。そのため、相場の状況が良い悪いに関わらず毎月定額で投資することになります。ドルコスト平均法により、相場がよくても悪くても長期的に見るとプラスになる考え方です。私が積立投資信託をすすめる理由は以下の記事をご覧ください。

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まとめ

さて、年初にあたり「休むも相場」ということをお話ししました。あわせて私自身の相場の休み方についても触れました。積極的に売買を行う投資家の方にとっては、年明け早々イマイチ行けてない話だったかもしれません。

しかし、相場は常に動いています。変化しています。その変化にどのように対応するかというのが、うまく株で儲ける(利益をあげる)かということに繋がると思っています。本当に株で儲けたいのであれば、年の初めを機に、時には冷静に相場を見てみるということも必要ではないでしょうか。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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コメント

  1. […] 休むも相場投資の世界に「休むも相場」という言葉があります。これは、常に株を売買するのではなく、時には相場から離れて周りの状況をよく見よう、という古くからの格言です。今 […]

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