2020年大納会

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2020年大納会 投資
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激動の2020年も今日が最後です。東京証券取引所では、昨日2020年の取引が全て終わりました。恒例となりましたが(まだ2回目です)、大納会を終えたところで2020年の日経平均株価を振り返るとともに、来年の展望について考えてみたいと思います。

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2020年の日経平均株価の動き

2020年の株価の動き
出典:SBI証券Webサイト

2020年の大納会での終値は27,444.17。前日からは-123.98 (-0.45%)となりました。しかし2019年の大納会の株価は23,656.62円でしたので、今年1年で日経平均株価は3,800円近く上昇したことになります。

新型コロナウイルスの感染拡大による経済の縮小にも関わらず、日銀をはじめとした世界各国の金融緩和によって余ったマネーが株式市場に流れ込んだため、日経平均株価も大きく上昇しました。そして終わってみれば、バブル以降31年ぶりに最高値を記録しました。大台の27,000円を超えたのです。

2020年の大発会の終値は、前日比451.76円安の23,204.86円で始まりました。今年の株価が読めないという状況から株式相場は幕を開けました。そうしているうちに1月末頃から、中国に端を発した新型コロナウイルス拡大のニュースが世間を騒がすようになりました。

株価は2月中旬頃からどんどん下がり始め、私たちは1日1,000円以上の大暴落を何度も経験しました。そして3月19日には、今年の最安値16,552円を記録します。多くの投資家たちはここでパニックとなり、損切りをしたり含み損を抱えたまま不安にかられたことでしょう。

しかし3月19日以降、日経平均株価は上昇に転じます。そして4月末には2万円の壁を突破するまでに回復しました。日銀が大きく金融緩和をしたことと、いわゆる緊急事態宣言が解除されたことが大きな理由です。

その後も株価は順調に上昇して、11月にはコロナ以前の株価まで戻りました。さらに年末にかけては凄まじい勢いで上昇を繰り返し、最後は31年ぶりに27,000円の大台に乗せたというのが今年の日経平均株価の動きになります。

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私の株式投資の振り返り

私の株式投資の振り返り

コロナに始まりコロナに終わる2020年ですが、私の株式投資はどうなったのかを振り返ってみます。私の投資スタンスは、基本的に長期投資ですので、すぐに売買を繰り返すことはしません。今年のコロナショックの時も、我慢強く保有株を持ち続け、結局多くの株は利益を出してくれました。

今年は新たに4銘柄を買い、8銘柄を売りました。そのうち、利益が出ていたものは5銘柄、損切りしたものは3銘柄でした。トータルでは、昨年に引き続きプラスになりました。損切りした3銘柄はいずれも3年前に買ったものです。なかなか上がらなかったので、今回思い切って損切りしました。

今年8銘柄と売りが多かったのは、以下の2つの理由によるものです。

  1. 株価が過熱気味になっているため
  2. 現金を増やしたいため

前述の通り、日経平均株価は27,000円を超えました。いくら金余りの状態とは言え、かなり過熱していると思います。バブルの様相を呈しています。私は、いずれ30年前のようにバブルが弾けるだろうと思っています。歴史は繰り返しますからね。

バブルが弾けると、当然株価は下がります。そうなると株を売りたくても損切りすることになってしまいます。そのため、利益が出ているうちに売っておきたいと考えた次第です。

また、株価が下がるということは、新たに買い時になるわけです。株は安い時に買って、高い時に売るというのが鉄則です。いずれ株価が下がった時に、業績の良い会社の株を購入するために現金化をしておきたかったというのがもう一つの理由です。

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2021年の日経平均株価はどうなるか

2021年の日経平均株価はどうなるか

いつも言っていることですが、2021年の日経平均株価がどうなるかは誰にもわかりません。未来のことは誰も予測不可能だからです。私は去年の大みそかの記事で、以下のようなことを書いていました。

ただ一つ言えることは、2019年の後半は一気に株価が上がっていますので、この後はリスクが大きくなるような気がしています。一時的にせよ日経平均株価が24,000円を超えて、世の中全般が「イケイケ」になっているように思います。雑誌などのメディアでも、株価が上がっているので投資を煽るような記事が目立ちます。しかし過去の経験上、こういう時は大抵天井になっているケースが多いのです。

出典:「ビジネスパーソンのお金の話」2019年12月31日の記事

1年前も、世の中が「イケイケ」になっていると言っていました。今と同じような状況かもしれませんね。この時は、誰も(当然私も)コロナショックが起きることなどわかりませんでしたから、まだまだ株価は上がるかも、と淡い期待を抱いていた人が多かったのかもしれません。この時に投資家デビューして、痛い目に会った人も多かったことでしょう。

コロナ禍においても株価が上がるという、とても不思議な現象にはかなり違和感があります。しばらくはこの状態が続くかもしれませんが、上がり続けることはありません。いずれどこかで下がる時期が来ます。それが2021年の初めなのか、終わりなのかは誰にもわかりません。

しかし、いつ大暴落が起きてもいいように、リスクへの備えはしっかりとしておきたいものです。そのため、私は現金化を進めました。

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1年間ありがとうございます

1年間ありがとうございます

さて、今日で大変だった2020年も終わりです。読者の方々もご苦労された方が多いと思います。コロナの大騒ぎに始まり、やがてテレワークが普及し始め、緊急事態宣言が出ました。誰も予想していなかったことですね。

今年もこのブログを訪問いただき、どうもありがとうございます。何かとストレスの多い1年だったと思いますが、新しい年が皆さんにとっても良い年であることをお祈りして、1年を締めたいと思います。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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※当ブログで取り上げる銘柄や投信などの評価および株価に対する評価は、あくまでも当ブログの個人的な考えによるものです。従いまして、個別の銘柄の購入などを推奨するものではありません。株式や投信への投資は自己責任で行っていただくようお願いいたします。

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