長期投資のススメ

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投資

私は資金運用の一環として株を購入しています。プロフィール欄にある通り、投資歴は20年を超えています。この長い期間には、いろいろなことを経験しました。いいことも悪いこともです。そんな経験の中でこれから株を始めようとしている方には、長期投資をおすすめします。今回は長期投資についての話です。

このブログにおける投資の考え方は、のんびり、時間をかけて行う長期投資です。ということで、長期投資のメリットを中心にお話したいと思います。

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短期投資の辛い経験

短期投資の辛い経験

私は株式投資を始めた頃、短期投資を中心に行なっていました。短期での儲けばかり気にして、痛い目に合ってきた典型的な事例です。皆さん、ぜひ反面教師にしてください。

当時の私のやり方はこんな感じです。インターネットや雑誌でもてはやされている銘柄を鵜呑みにして買って2−3日で売ってしまったり、平日休みの時にはデイトレーダーのようにPCにかじりついて、リアルタイムでチャートを追っていました。

しっかりとした損切りラインも設定していなかったため、ズルズルと値が下がっても放置して数十万円の損を被ったこともあります。

ビジネスパーソンで投資できる金額は少ないため、信用取引を始めて背伸びをしすぎたこともあります。その結果、追証(おいしょう:追加保証金)にも数回遭遇しました。非常に辛かったですね。しばらくは、もう投資は止めようと思いました。

この間、とてもストレスのある生活を送っていました。仕事をしていても株価のことが気になったり、追証で妻に相談して家計に負担をかけたり。精神衛生上とてもよくない時を過ごしました。

これらの経験を経て、自分のスタイルは投資ではなく投機だったということに気づいた訳です。ちょっと時間はかかりましたが、結果的には高い授業料だと思い納得して長期投資にシフトしました。

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ビジネスパーソンにとっての短期投資のデメリット

ビジネスパーソンにとっての短期投資のデメリット

短期投資をしていた頃は辛いことばかりでしたが、当時を振り返るためにもビジネスパーソンにとっての短期投資のデメリットを以下のように整理してみました。

  1. 短期で利益を出すためには常に株価をチェックする必要があるが、ビジネスパーソンは昼間仕事をしているためその時間が取れない
  2. 株価が気になって仕事に集中できない
  3. 短期で利益を求めるあまり、信用取引に手を出すケースが多い

1.については、当然のことですね。デイトレーダーは、常に株価とにらめっこして短期で勝負してきます。ビジネスパーソンには昼間仕事がありますから、デイトレーダーにかなうわけがありません。

2.については、常に株価を見られないからこそ「株価はどうなっているか?」と気になって仕方ありません。これでは本業に集中できませんよね。

3.については、あくまでも傾向ですが私がこれに当てはまります。信用取引というのは、保証金を担保に自分が持っている資金の3倍以上の株の売買ができます。これが悪魔のささやきなのです。例えば資金が100万円しかなくても、300万円分の株を買ったり(買い建て)売ったり(売り建て)できます。つまり自分の実力以上の取引ができてしまう、それが信用取引です。

益が出ればよいのですが、損が出たら大変なことになります。信用取引では6か月以内に決済する必要があるため、必然的に短期投資となります。我々ビジネスパーソンのように、手元資金がない人はむやみに信用取引に手を出さないというのが私の経験からのアドバイスです。

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長期投資のメリット

長期投資のメリット

ビジネスパーソンにとっての長期投資のメリットについても整理してみます。

  1. 常に株価をチェックする必要がない
  2. 目先の株価の上げ下げに一喜一憂しなくてよい
  3. 企業の業績をしっかり見るようになる

1.については、ビジネスパーソンの本業に集中することができます。

2.については、短期的な株価の上下を気にしなくてもよいので、1日1回チェックすればOKになります。これはとても精神衛生上よい効果をもたらします。

3.については、投資の本来の目的を考えると当たり前のことです。しかし短期投資の場合は、株価だけを見て上がった、下がったと気にしていたため、その企業の業績や方針などをほとんど意識したことはありませんでした。やはり業績のよい企業、あるいは将来性のある企業に投資すべきでしょう。

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まとめ

長期投資のメリットを理解していただけましたか?上記以外にも、常にリスクを考える癖がつきました。投資では常にリスクを想定しておく必要があります。上がった株は必ず下がることを意識して、リスクへの考え方を整理するようになりました。例えば、ある銘柄が上がっているとします。いくらになったら売るかということを考えるようになりました。短期投資をしていた時は、1%下がっただけでも怖くなって売ったりしていました。 

また、精神的にゆったりと構えることができました。これは重要なことです。心に余裕を持つことにより、少しくらい株価が下がっても恐怖心を持つことがなくなりました。多少の含み損があっても、長期的に見れば上がるという自信があるためゆったりと構えています。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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