自分の市場価値を知る

自分の市場価値を知る スキルアップ
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皆さんは自分の時給がいくらか知っていますか?毎月もらう給料(月給)はある程度わかっているかもしれませんが、時給はあまり意識したことが無いと思います。1時間働いていくら稼いでいるかということですね。つまり自分の1時間分の仕事の価値ということです。今回は、自分の市場価値について考えてみたいと思います。

あなたの時給はいくら?

あなたの時給はいくら?

さて、それでは冒頭の質問に戻りましょう。あなたの時給についてです。例えば毎月のサラリーが30万円の人は、1日8時間、1ヶ月20日間働くとして時給に換算すると1,875円です。これを高いと見るか、安いと見るか。

学生時代のバイトに比べると高い、こんなに仕事が大変なのに意外に安い、など色々な見方があると思います。そう、高い、安いというのは何を基準にしているかによって決まるため、これだけでは一概に高いとも安いとも言えないのです。

おそらく皆さんが学生時代に経験したバイトよりは高いでしょうし、毎日夜10時過ぎまで残業している人たちから見ると、「1時間残業しても飲みに行く金も出ない」と思っていることでしょう。つまり「学生時代のバイト」や「飲み代」という基準があると、高いとか安いという判断ができるわけですね。

あなたの給料は社内基準によって決まっている

あなたの給料は社内基準によって決まっている

今、皆さんが会社からもらっているサラリーの基準はあくまでも社内の基準です。つまり、社内のルール(新入社員の初任給、課長の給料、役員の報酬など)によって決められているものです。

多くの日本企業では、大学を卒業して会社に入ると初任給は同じです。横並びですね。つまり「新人」という基準によって給料が決まります。また、課長に昇格すると、これも「課長」という社内のルールによっていくらかが決まります。

このような社内ルールで定義される給料は、主にその人の能力によって決まります。つまり「新人」の能力はこれくらい、「課長」の能力はこれくらい、といったものです。新人は大学を卒業したばかりなので、会社で働くための能力はそれほど高くないと見なされます。また課長になるような人は、管理能力にも実務能力にも優れていると見なされます。

おそらく皆さんの会社にも、主任や課長に昇格するための能力を定義したガイドラインのようなものがあると思います。

日本型の給与システム 職能給

日本型の給与システム 職能給

このように、能力で給料を決める仕組みのことを「職能給」と言います。これは日本独特の給与大系で、一般的に年齢を重ねて昇格してゆけば自動的に給料が上がるシステムです。入社2〜3年の若手よりも、20年働いている課長の方が給料が高いのが一般的です。

その人の能力によって給料が決まるため、社内で異動やローテーションがあっても基本的には給料は変わりません。これが日本型の給与システムです。職能給においては管理職が重用されルため、誰もがマネージャになることを求められてきました。

年功序列、終身雇用などのあり方が昨今話題になっていますが、この職能給も日本型経営スタイルの典型的な仕組みであると言えます。

一方、海外では「職務給」が一般的です。職務給とは、人の能力ではなく仕事の内容によって給料が決まる仕組みのことを言います。このため、勤続年数に関わらず仕事内容によって給料が決まります。したがって、入社1年目の人が入社10年目の人よりも給料が高いこともありえるわけです。

また職務給においては、異動やローテーションで仕事の内容が変わると給料も変わります。これは職能給の制度では起こりえなかったものです。

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あなたの市場価値はいくらか

あなたの市場価値はいくらか

あなたの市場価値はいくらでしょうか。と聞かれて答えられる人は、それほどいないと思います。それは前述の通り月給30万円というのは、あくまでも社内の基準で決まっており、世の中でのあなたの価値がわからないからです。

今の会社で30万円のサラリーをもらっていても、他の会社に移って30万円もらえるとは限りません。20万円に下がるかもしれないし、40万円に上がるかもしれません。社内の基準ではなく、市場価値によって給料が決まるからです。つまり、あなたの能力やスキルがどの程度世間で通用するかによって、あなたの給料が決まるということです。

日本の多くの会社がこれまで重要視してきた、年功序列や終身雇用が崩れ始めています。これに合わせるように、職能給から職務給に制度を切り替える会社も徐々に出てきました。これは我々ビジネスパーソンにとってどのような影響があるのでしょうか。

職務給に変わるとどのようなインパクトがあるのか

職務給に変わるとどのようなインパクトがあるのか

職務給から職能給に変わることによる、我々ビジネスパーソンに与える影響は以下のように考えられます。

  1. 管理職ではなくスペシャリストが求められる
  2. 若い人が活躍する場が増える
  3. 労働市場の流動化が進む

1については、明らかにスペシャリストが求められる世の中になるでしょう。管理職のみを重用してきた、これまでの日本型経営システムが成り立たなくなります。したがって、我々ビジネスパーソンには専門能力を身につけることが重要になってきます。

2については、非常に良いことだと思います。これも年功序列という日本の古い仕組みが崩れる要因になると思います。逆に、ある程度年齢が高い人たちにとっては脅威を感じる人もいるかもしれません。この点については、また別の機械で考えたいと思っています。

3については、私の期待も込めてあげています。これまでの日本の労働市場の大きな問題の一つは、流動性がないということです。それもそのはず、終身雇用が一般的でしたから、一つの会社に入ると転職をすることはあまりありませんでした。そのため労働市場の流動性は低く、転職をするのにも一苦労というケースも多かったのです。今後は一つの会社を辞めても、すぐに次の働く場が見つかるという世の中になってゆくのではないかと期待しています。

まとめ

今回は市場価値の話をしてみました。いかがでしたか。

これまでの日本では、社内の基準で給料が決まっていましたが、今後は市場価値で給料が決まるという世の中に変わってゆくと思います。そのためには、これまでのように管理職を目指すということではなく、何か専門性のある自分の強みを持つことが求められます。

違う見方をすれば、そのような専門性を持っている人はどこの会社でも雇ってもらえるということです。そのため若くても能力があれば、市場価値が上がるということです。

結果的に労働市場が流動性を増し、一つの会社にとどまるのではなく転職が一般的になってゆくことでしょう。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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