住宅ローン!養育費!生活苦しい!という叫び

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お金の管理

こんにちは、ihitです。皆さんは「生活が苦しい」と感じていますか?特に専業主婦の方や住宅ローンや養育費のかかる40代の方からは、そんな声が聞こえてきそうです。収入が伸びない、消費税は上がる、預金金利は低い、など私たちにとって厳しい環境になっていますね。アベノミクスでは、経済成長を目指していましたが、なかなか思い通りに行っていないという感じがします。とはいえ、まずは客観的な数字を見てみましょう。

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国民生活基礎調査

国民生活基礎調査

厚生労働省が行なった「平成30年 国民生活基礎調査の概況」という統計情報があります。これは、福祉や所得の実態を調べたものです。そのうち「世帯の生活意識の年次推移」という調査では、全体の57.7%の人が「生活が苦しい(大変苦しいとやや苦しいの合計)」と答えています。それもそのはず、「各種世帯の1世帯当たり平均所得学の年次推移」という調査では、全世帯で見ると1994年の664.2万円をピークに年々下がり、2017年には551.6万円になってしまっています。

世帯の生活意識の年次推移
厚生労働省「平成30年 国民生活基礎調査の概況」より引用
各種世帯の1世帯当たり平均所得学の年次推移
厚生労働省「平成30年 国民生活基礎調査の概況」より引用

少し分析してみましょう。「世帯の生活意識の年次推移」の調査では、約6割の人が苦しいと答えているのに対して、ゆとりがあると答えた人はわずか4.3%(大変ゆとりがあるとややゆとりがあるの合計)にとどまっています。これは皆さんの実感と合っているのではないでしょうか。一方で、2013年の調査結果と比べると、苦しいと答えた人の割合(59.9%→57.7%)は若干減っています。

「各種世帯の1世帯当たり平均所得額の年次推移」調査では、全世帯、児童のいる世帯、高齢者世帯と3つの調査結果が出ています。面白いのは、全世帯では所得がどんどん下がっているのに児童のいる世帯と高齢者世帯ではそれほど所得がダウンしていないということです。特に児童のいる世帯では、2012年からは所得が上昇する傾向になっています。

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格差が広がった

格差が広がった

この結果は何を意味するか?やはり世帯間の格差が広がったということでしょう。おそらく児童のいる世帯は共働きが多く、ダブルインカムになっていると思います。高齢者については、定年後も年金だけに頼らず働く人が増えたということも理由の一つでしょう。社会における一部の富裕層とそれ以外の大多数の人との格差は、今後ますます広がってゆくだろうというのが私の推測です。

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生活を楽にするにはどうすればいいのか

生活を楽にするにはどうすればいいのか

生活を楽にするにはどうすればいいのか?答えは簡単ではありません。人それぞれに応じた対応が異なるからです。しかし、以下のことはしっかりとやるべきだと思います。

  1. 現状の収入と支出はいくらかを把握する
  2. 将来のために必要な目標収入と支出はどれくらいかを検討する
  3. どのようにしたら目標収入と支出が実現できるかを考える

やはり自律するということが大切です。現状を客観的に分析して、コントロールするということです。私自身も20代から30代前半にかけては、かなり生活が苦しいと感じていました。今のように共働きが当たり前の時代ではなかったため、妻は専業主婦。子供も育てながらの生活だったため、毎月家計は赤字。ボーナスで何とか補てんをしていました。少し楽になってきたのは、本業の稼ぎが若干増えてきたことと、投資によるプラスがあったからだと思っています。これらのことについては、またおいおいお話したいと思います。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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コメント

  1. […] 前回の記事「生活が苦しい」と多くの人が感じているでお話したとおり、「自律」するための第一歩を踏み出しましょう。まずは自らの状況を把握することです。現状把握の一つとして […]

  2. […] 「生活が苦しい」と多くの人が感じているこんにちは、ihitです。皆さんは「生活が苦しい」と感じていますか?特に専業主婦の方や養育費のかかる40代の方からは、そんな声が聞こえて […]

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