私の投資信託ポートフォリオ公開(2019年12月31日時点)

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私の投資信託ポートフォリオ公開 投資
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新しい年が明けましたが、以前お伝えした通り昨年末より色々と投資のポジション調整をしています。そのうち今回は、投資信託について私のポートフォリオの最新状況をお話ししたいと思います。データは2019年12月31日時点の情報となります。

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前回からの投資信託ポートフォリオ変更

前回からの投資信託ポートフォリオ変更

以前2019年11月の記事で、私が運用する投資信託ポートフォリオを公開しました。当時のポートフォリオおよびそれぞれの投資信託の特徴などについては、以下の記事をご覧ください。

前回(2019年11月時点)、私の投資信託ポートフォリオは以下のようになっていました。(マネーフォワードMeから取得しています。)

今回(2019年12月31日時点)の投資信託ポートフォリオは以下のように変わっています。

グラフをご覧になってわかる通り、この1ヶ月でポートフォリオは大きく変わっています。まとめると以下の表のようになります。

投資信託名前回資産比率今回資産比率
三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)17.54%31.51%
セゾン資産形成の達人ファンド31.51%64.49%
レオス-ひふみプラス51.32%4.00%

三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)とセゾン資産形成の達人ファンドが大きく比率を伸ばしている一方、レオス-ひふみプラスはかなり比率を下げました。つまり売却したということです。この後、その理由などについてお話しします。

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レオス-ひふみプラスを売却した理由

レオス-ひふみプラスを売却した理由

レオス-ひふみプラスをほぼ全て売却したことで、その資産構成比率は大きく下がりました。前回のポートフォリオでは、資産比率は半分以上を占めており、運用益も2.8%確保していました。そのほとんどを売却してしまいました。

理由は以下の4つです。

  1. 思ったほど運用益が出ていない
  2. 国内中心のファンドのため大きな伸びが期待できない
  3. ひふみ式投資先選択手法の限界
  4. 資金流出額の増加

一つ目の「思ったほど運用益が出ていない」については、他の2つの投資信託と比べて運用益が少ないということです。以下の表は2019年11月時点の評価損益率を比較したものです。明らかに他の2つと比較すると運用益が少ないかがわかります。私は投資信託には最低でも5%の運用益を期待していますので、3%を切っているというのはやはり寂しいと言わざるを得ません。

投資信託名資産比率評価損益率
三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)17.5%14.19%
セゾン資産形成の達人ファンド31.1%8.15%
レオス-ひふみプラス51.3%2.80%

二つ目の「国内中心のファンドのため大きな伸びが期待できない」については、レオス-ひふみプラスの特徴でもあります。前回お話しした通り、国内株式が90%を占めており、海外株式は10%しかありません。さらに2019年にはひふみワールドという海外株式に投資するファンドを立ち上げたため、今後はレオス-ひふみプラスの海外株式比率はますます下がるだろうと予想します。

昨年の日経平均株価は伸びたとは言え、海外の株式に比較するとまだまだです。やはり国内株式中心のファンドは運用益の伸びが期待できないと、私は判断しました。

レオス-ひふみプラスの資産構成
出典:モーニングスターWebサイト

三つ目の「ひふみ式投資先選択手法の限界」とはどういうことでしょうか。レオスキャピタルワークスの代表である藤野英人さんは日本中を回って、これから成長できる有望企業を探していました。それがうまく回って、ひふみは大きく伸びてきました。この内容はテレビ東京のカンブリア宮殿でも放送されていましたので、ご存知の方も多いと思います。多くの人がこれに賛同して、ひふみへの投資が増えました。

これはあくまでも私個人の見方ですが、おそらくレオス-ひふみプラスが大きな資金を抱え、さらに会社が大きくなってしまったことで、かつて藤野さんが行なっていた全国行脚というものが十分にできていないのではないか、と考えています。藤野さんも有名人になってしまい、色々なところで引っ張りだこですから、これまでのように地方の有望な会社を十分に見られていないのではないか、というのが私の見立てです。

四点目の特筆すべき点として、レオス-ひふみプラスの資金流出額が増えているということをあげたいと思います。月次資金流出入額は、投資信託の重要な指標の一つです。毎月そのファンドに資金が十分に入っているかということを測る指標です。

以下のグラフをご覧になってお分かりの通り、2017年から2018年にかけては大きく資金流入額を増やしてきました。しかし2019年は逆に資金が流出しています。これは、市場の皆さんがレオス-ひふみプラスから資金を引き揚げていることを意味します。この投資信託の将来性に、若干のリスクがあるということになります。

レオス-ひふみプラスの月次資金流出入額
出典:SBI証券Webサイト
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投資信託に対する今後の考え方

投資信託に対する今後の考え方

これまでお話しした通り、今回大きく投資信託のポートフォリオを見直しました。それでは、今後の投資信託に対する私の考え方をお話ししたいと思います。大きな考え方は以下の通りです。

  1. これまで毎月積み立てで購入していたレオス-ひふみプラスの購入をやめて、三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)を購入する
  2. 新しい投資信託を購入する

三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)については、私のポートフォリオの中でも一番運用益を生んでいる投資信託です。したがって、今後のポートフォリオ比率をさらに上げて行きます。

新しい投資信託については、また別の記事でご紹介したいと思います。こちらも毎月の積み立てで購入します。セゾン資産形成の達人ファンドについては、これまで同様に今後も継続して購入してゆく予定です。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

※当ブログで取り上げる銘柄や投信などの評価は、あくまでも当ブログの個人的な考えによるものです。従いまして、個別の銘柄の購入などを推奨するものではありません。株式や投信への投資は自己責任で行っていただくようお願いいたします。

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