ルーティンの大切さ

仕事でもプライベートでも、毎日決まったことを順序立てて行うことが効率化に繋がります。そのため、ルーティンを決めて実行することが大切だと考えています。

ルーティンと言えば、ラグビーの五郎丸歩選手が、ゴールキックの際に取るルーティンが話題になったことがありました。スポーツ選手に限らず、我々ビジネスパーソンもルーティンを決めておくと良い成果が得られるというのが私の考えです。

朝起きてすること

皆さんは朝起きてから、すぐに何をしますか？洗顔、朝食、歯磨き、着替え、身支度、などなど。やることが色々ありますね。おそらく誰でも毎日やることは決めていると思います。一方でやる順番やかける時間についてはどうでしょうか？まちまちの人が出てくるのではないでしょうか。

ルーティンで大切なことは、やることを決めるだけではなく、その順序やかける時間も決めておくことです。例えば毎日、洗顔→朝食→歯磨き→着替え→身支度→出発といった具合です。

また、それぞれの作業にかける時間も決めておくと効率的にはかどります。洗顔1分、歯磨き3分、朝食15分、着替え5分、身支度５分などです。さらに通勤している人は、朝に乗る電車やバスの時間を決めておくのも良いでしょう。これにより、毎日のリズムを整えることができます。

私の場合は毎朝同じ時間に起床し（夏でも冬でも同じ時間です）、洗顔→朝食→歯磨き→着替え→身支度とルーティンをこなして毎朝同じ時間に発車する電車に乗っています。会社に到着するのも毎朝同じ時間です。

作業の標準化が重要

よく考えてみると仕事の標準化と全く同じですね。やることや順番、かける時間をルール化してその通りに実行しているわけです。これにより効率的に作業が進むということです。

さらに工夫していることがあります。例えば持ち物の置き場所を決めています。着替えを終えてスーツのポケットに入れるもの（財布、定期券、時計、手帳、ペン）はカゴにまとめていているので、忘れ物をすることがありません。

また、奥さんに洗ってもらったマイボトルをカバンに入れるのですが、前日の夜帰った時にはカバンのチャックを開けたままにしておきます。チャックが開いた状態は、マイボトルが入っていないという目印です。そして、マイボトルをカバンに入れるとチャックを閉じます。チャックが開いていれば、マイボトルを忘れているということがわかります。毎日マイボトルを洗ってもらっている奥さんには、いつも感謝しています。

これらの工夫も仕事と全く同じで、物の置き場所を決めておく、どのような状態であればOKなのかを決めておくなど標準化をしているわけですね。

仕事を効率化する

我々ビジネスパーソンは、効率的に仕事をすることを求められます。これは、働いている時間というのは会社の物だからです。1日8時間働くとして、その時間は会社の仕事をすることを求められているのです。そのため残業時間も会社の時間です。

いつもだらだらと残業している人は自分の時間を失っているとともに、会社の時間も無駄使いしていることになります。残業しないで成果を出すということが大切なのです。よく勘違いしている人がいますが、この点はとても重要です。

それでは皆さんは、仕事を効率化するために何をしていますか？前述の通り、仕事の標準化が大切ですね。でも日本人はこの標準化が結構苦手なのです。日本のオフィスワーカーは、と言い換えたほうがいいかもしれません。

日本の製造業の現場ではかなり標準化が進み、トヨタ生産方式に代表されるような効率的な仕事の仕方が行われています。一方でオフィスの仕事は標準化されているとは言い難く、それぞれの人が自己流で行なっていることが多いのではないでしょうか。また、会議をはじめとするコミュニケーションにとても時間がかかっています。今後は、日本のオフィスワークを効率化してゆくことが求められます。

まとめ

プライベートでも仕事でも効率化のために、ルーティンを行うことの重要性をお話しました。またそのルーティンを一歩進めて、標準化することが大切であることもお伝えしました。

最後に、私が行なっているもう一つのルーティンをお話します。それはコンビニで買ったコーヒーを、マイボトルに詰め替えるというルーティンです。これには、以下のようなメリットがあります。

1. こぼれにくい（コンビニのカップに入れたまま持ち歩くと、こぼれやすい。）
2. 熱くない、もしくは冷たくない（ホットコーヒーはカップのまま持ち歩くと火傷をするくらい熱い場合がある。アイスコーヒーの場合は、氷で手が冷たくなる。）
3. エコである（マイボトルに入れることにより、ふたやストローなどをもらわなくて済む。）
4. コンビニによっては割引がある（マイボトルに入れることにより、割引になるコンビニもある。）

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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