紙の通帳をやめて得をしよう

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紙の通帳をやめて得をしよう 節約術

銀行経営が難しくなる中で、各行とも色々な施策を打ち出しています。その中の一つが紙の通帳を廃止することです。今回はこの話題について触れてみたいと思います。

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なぜ銀行は紙通帳を廃止するのか

紙通帳廃止への各行の取り組み

各銀行では、紙の通帳を廃止しようという動きが加速しています。銀行の経営は厳しくなっており、コストダウンが求められています。そんな中で、通帳の廃止は大きなコストダウンに繋がります。

昔から銀行と言えば通帳と印鑑、というイメージを持っている人も多いかもしれません。特に年配の人にとっては、銀行の窓口に行って通帳を出し印鑑を押して、お金を預けたり下ろしたりするということを長年続けてきました。

その後ATMが発達するにつれ、キャッシュカードを使ってお金の入出金ができるようになりました。しかし、お金の出入りについて明細を見たい場合は通帳が必要でした。そのため、今でもATMで記帳するという姿をよく見かけます。

一方で若い人を中心に、インターネットバンキングを活用する人も増えています。これはPCやスマホを使えば自分の口座の入出金の状況が簡単にわかります。私も日常的に使っており、紙の通帳はもう何年もお目にかかっていません。どこにしまったかも忘れているくらいです。

このような世の中の流れの中でも、銀行側はひたすら通帳を発行し続けていました。新たに口座を開く人には必ず通帳を渡しますし、記帳で一杯になった通帳は新しい通帳に交換してくれます。そのためには必ず窓口に行く必要があったのです。

これは我々利用者にとっても不便ですし、銀行側としても窓口業務のため人件費がかかっていたわけです。また、通帳を発行するには紙や記帳する印刷機も必要となるため、その他のコストも大きかったはずです。そのため、紙の通帳を廃止する銀行が増えているのです。紙を使わないためエコである、という点も見逃せないですね。

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紙通帳廃止への各行の取り組み

それでは、各行の紙通帳廃止の取り組みについて見てゆきましょう。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行
出典:三菱UFJ銀行Webサイト

三菱UFJ銀行では、紙の通帳をやめてEco通帳に切り替えることで、先着10万名に1,000円をプレゼントするというキャンペーンを実施しています。2020年3月15日までのキャンペーンですので、口座を持っている人はぜひ申し込んでみてください。

Eco通帳に切り替えるとさらに以下のようなメリットがあります。

  1. 最長10年分の取引明細が見られる
  2. 繰り越しの必要がなく紛失の心配もない
  3. ATM手数料が無料になる

紙の通帳の場合は、取引量が多いとすぐに記帳で一杯になってしまいますが、10年分の取引を全てWebで見られるというのは魅力です。さらにATM利用料が無料になるというのもメリットですね。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行
出典:ゆうちょ銀行Webサイト

ゆうちょ銀行では、ゆうちょダイレクト+(プラス)という無通帳型の総合口座に切り替えることにより、抽選で3,000名に1,000円をプレゼントするというキャンペーンを実施しています。2020年2月29日までのキャンペーンですので、口座を持っている人は早めに切り替えをどうぞ。

ゆうちょダイレクト+(プラス)では、最大15ヶ月間の明細が確認できます。

横浜銀行

横浜銀行
出典:横浜銀行Webサイト

大手地方銀行の横浜銀行では、無通帳のWeb口座開設もしくは切り替えでもれなく全員にAmazonギフト券500円分をプレゼントするというキャンペーンを実施しています。2020年5月30日までのキャンペーンとなります。口座を切り替えるだけでAmazonギフト券がもらえるというのは美味しい話です。

この口座に切り替えると、最長3年分の入出金明細の照会が可能になります。

三井住友銀行

三井住友銀行
出典:三井住友銀行Webサイト

三井住友銀行では、特にキャンペーンを実施しているわけではありませんが、紙の通帳をやめてWeb通帳に切り替えることにより以下のようなメリットがあります。

  1. 24時間いつでも利用可能
  2. 最大30年分の取引明細が参照可能
  3. カレンダー機能やカスタマイズが可能

こちらはキャンペーンを実施していないので、他行に比べると少し寂しい感じがします。また、うたっているメリットもWeb口座であれば当たり前のことが多いと思います。ただ、最大30年分の明細が見られるというのは他行と比べても大きなメリットと言えます。

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まとめ

さて、紙の通帳をやめるといくつも得をすることがわかっていただけたと思います。今回は4つの事例をご紹介しましたが、銀行という業界は横並びに物事を行うのが好きな業界ですので、他行もいずれは追随する可能性が多いと思います。皆さんの持っている口座が対象となった時には、ぜひチェックしてみてください。

今回ご紹介した中で、美味しい点をおさらいしてみましょう。

キャンペーンでは、横浜銀行のAmazonギフト券が一番美味しいと思います。口座開設もしくは切り替えをした人全員が対象ですので、皆さんぜひ。

切り替えによるメリットで美味しいのは、三菱UFJ銀行のATM手数料無料でしょう。各メガバンクはATM手数料を値上げする方向ですので、これは口座を持っている人にとっては嬉しいポイントだと思います。

切り替えで利便性が一番高いのは、三井住友銀行の「最大30年分の明細が見られる」ということでしょう。

最後になりますが、改めて自分の持っている口座のキャンペーンや切り替えによるメリットを再度確認することをおすすめします。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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