使える英語 日本人が間違いやすいYes, Noの使い方

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今回の使える英語はYes, Noの使い方についてです。えっ、と想う人がいるかもしれません。Yes, Noなんて中学の最初に習う単語ですね。そうなんです。はい、いいえを表す単語です。こんなことは誰でも知っていますね。でもビジネスの世界では、日本人はYes, Noを意外と間違って使っていることが多いのです。今回はその点にフォーカスを当ててお話ししたいと思います。

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Yes, Noの意味

Yes, Noの意味

それではまず、誰でも知っているYes, Noの意味を見てゆきましょう。

an affirmative answer or decision, especially in voting.

出典:Google翻訳

Google翻訳では「肯定的な答えもしくは判断、特に投票において」という意味が書かれています。何かの質問や物事を決める時に肯定的な答えを出す、というのがそもそものYesの持つ意味のようです。

a negative answer or decision, as in voting.

出典:Google翻訳

一方Noは「否定的な答えもしくは判断(投票において)」という意味になっています。当たり前ですが、Yesと真逆の表現ですね。何かの質問や物事を決める時に否定的な答えを出す、という意味です。

全く当たり前のことを最初に書きましたが、この「肯定的」「否定的」というのが英語では重要になってきます。これについては、後ほど例を出して説明します。

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ビジネスでYes, Noを使うケースを考えてみる

ビジネスでYes, Noを使うケースを考えてみる

当然ですが、ビジネスでもYes, Noは頻繁に使います。それはビジネスにおいて質問に答えたり、判断をするケースが極めて多いからです。前述の通りYes, Noは、答えや判断の際の「肯定的」または「否定的」な反応に使う言葉なのです。

例えば、「プロジェクトは順調に進んでいるか?」という上司の質問に対する部下の答えは「はい順調です。」もしくは「いいえ、順調ではありません。」となりますね。

Is the project going well?
Yes, It’s going well. / No, it’s not going well.

Yesの場合は、上司の質問に対して肯定的な回答をしており、Noの場合は否定的な回答をしていることになります。

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日本人はYes, Noがはっきり言えない

日本人はYes, Noがはっきり言えない

かつて「Noと言えない日本人」と言われていたことがありますが、これは日本人が海外の人たちに対して自分の意見、特に反対意見をなかなか言えないということを表現した言葉でした。なんとなくわかりますね。

しかし実は、日本人はYesと言うことも得意ではないのです。特にビジネスの世界では、はっきりとYesと言うことが少ないように感じます。外国人が日本人にYesかNoで答えるような質問をしてきても、最初にその理由や背景などを説明してしまい、なかなか答えを言いません。そしてしびれを切らした外国人から”Yes or No?”とと言われて初めて、Yesと答えるというケースをよく目にします。

例えばこんな例です。

“Do you think he is capable?”「彼は仕事ができると思うか?」と言う質問に対して、”I think he is always working hard and stays office late at night.” 「彼はいつも一所懸命働いていて、夜遅くまでオフィスに残っている。」などと説明を始めてしまいます。質問者は「仕事ができるのかできないのか」を知りたいのに、その説明をしてしまうのです。皆さんも経験ありませんか?

また、こんなケースもよくあります。

“Can you provide me with the customer list by the end of this week? “ 「今週末までに顧客一覧をもらえますか?」と言う質問に対して、”I will consult with Mr. Yamada.”「山田さんと相談します。」というように結論を先延ばししてしまうパターンです。日本人はコミットをすることを嫌う傾向があると、私は思っています。そのためYesと答える前に、「山田さんと相談します。」という言い方を先にしてしまうのではないかと考えています。

外国人同士の会話であれば、こういった質問に対しては必ずまずYes, Noで答えます。そしてその後に理由や背景の説明をします。またコミットもします。

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Yesは肯定、Noは否定を表す

Yesは肯定、Noは否定を表す

冒頭で述べたとおり、Yesは肯定、Noは否定を表します。「そんなことは当たり前だ」と思うかもしれません。しかし以下のようなケースで、日本人はよく間違いを犯します。

“Didn’t you log off your computer yesterday? “「昨日はあなたのPCをログオフしてませんよね?」という問いに対して、「はい、ログオフしていません。」と答える場合、Yesと答える人を多く見かけます。これは日本語と英語の大きな違いから起きる間違いです。ここでYesと答えてしまうと、「ログオフした」ことを肯定することになってしまいます。

しかし質問を英語ではなく日本語として捉えてしまうことにより、答えも日本語の発想で「はい、ログオフしていません。」と考え、Yesと答えてしまうのです。質問者はあくまでもあなたが「PCをログオフしたのかしていないのか」、つまりログオフしたことを肯定するのか、否定するのかを知りたいわけです。ですから正しくは”No, I didn’t log off my computer.”と答えなければいけないのです。

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まとめ

英語でのYes, Noの使い方、いかがでしたか?とても初歩的な単語なのですが、意外と奥が深いということをご理解いただけましたか?また、その使い方によっては、外国人に対して誤解を与えてしまうということもわかっていただけたでしょうか。

普段私たちが何気なく使っている単純な言葉でも、その意味をよく考えて使ってゆきたいものです。

今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。

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