先日「顧問として働く」という記事を書き、3つのエージェントをご紹介ました。今回そのうちの1社に実際顧問として働くための面接に行ってきました。その時のことを書きたいと思います。
顧問の仕事についての説明
都内某所にあるエージェントのオフィスを訪れました。小ぎれいなオフィスで、すっきりとした受付。とても良い第一印象を持ちました。「ラフな服装でどうぞ」と言われていましたので、私はビジネスカジュアルで訪問しました。対応してくれたのはとても丁寧な方で、応接室に通されました。その方との面接が始まります。
まずはアイスブレイクから。世間話や、会社の話などをします。続いて顧問エージェントの方から、顧問についての説明を受けます。説明内容は以下のようなものです。
- 顧問エージェントの事業内容
- 顧問として期待されること
- 顧問の事例紹介
- 顧問活動を開始するまでの流れ
- 顧問料
- 顧問としての心構えと注意事項
自分の経験・キャリアの説明
続いて面接は自分の経験・キャリアの説明に移ります。予め経歴書を提出していますので、それに沿って説明をしていきました。経歴書は所定のものに記入することになっていましたが、かなり細かい情報を要求されています。これまでの仕事の内容や成果、持っているスキルなど転職時に記入するものとほぼ同じです。
具体的には以下のようなことを記載します。
- 名前、住所、電話番号、生年月日、学歴などの個人情報
- 学歴
- 現在の就業状況と顧問の仕事への要望
- 顧問として支援できる業務内容
- これまでの顧問実績
- 経歴とスキル
- 保有している資格
- 自分の強み
- 持っている人脈
上記の項目のうち、人脈については顧問独特のものだと思いました。私も自分の経歴や経験を元に、どんなことを支援できるかというアピールをしました。
顧問面接をしてみてわかったこと
私も面接に行く前に多少は顧問のことについて勉強していましたので、ある程度は事前に情報を持っていましたが、やはり実際に面接をして説明をしてみて、あるいは議論をしてみてわかったこともいくつかあります。
<事前にわかっていたこと>
- 顧問事例
営業、製造、設計、人事、海外展開などこれまでの経験を生かした業務について多くの事例がある。 - 顧問への期待
経営レベルの課題を高い視点から経験を元に解決すること。
<面接をしてわかったこと>
- 顧問料
報酬は月1回の訪問で、1ヶ月3万円〜5万円程度。 - 顧問活動までの流れ
実際の登録業務や案件の案内方法、顧問契約の締結のしかた。 - 顧問としての心構え
上から目線ではなく顧問先の考え方を尊重したアドバイスをすること。経験だけでなく、新たな視点が求められること。
顧問面接を終えた感想
私自身、まだ顧問として働くかどうかを決めているわけではありませんが、今後の働き方として可能性のあるものだという印象を持ちました。50代での転職が厳しい中、顧問という形で何らかの形で企業に貢献できるというのは喜びでもありますし、期待に応えたいという思いもあります。
また、定年後も同じ会社に定年後再雇用で残る選択肢とともに、他の企業に顧問として働く選択肢もあるという気持ちになりました。今後、働き方がどんどん多様化してゆき副業も認められるようになれば、現在の会社で働きながら、副業で顧問としても活躍するということも考えられます。いずれにしても、しばらくは顧問という働き方についても注視してゆきたいと思っています。
今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。
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