2021年9月までの第3四半期が終わりましたので、恒例ということで私の資産推移について報告したいと思います。
2021年第2四半期までの資産推移については、下の記事をご覧ください。
資産推移グラフ
それでは、いつものようにまずは上のグラフをご覧ください。このグラフは、2019年4月から2021年9月まで2年6ヶ月の資産の推移を月別に表したものです。さらにそれぞれの月は、以下の5つの項目で分類されています。
- 預金・現金・仮想通貨(オレンジ)
- 株式(現物) (グレー)
- 投資信託(黄色)
- 保険(青)
- ポイント(黄緑)→金額が小さいのでほとんどグラフ上は見えません。
私の資産推移のこの分類と実際の数値は、マネーフォワードMEから取得したものです。マネーフォワードMEの使い方については、以下の記事をご覧ください。
それでは、このあと資産推移内容の分析をしてゆきましょう。
資産推移の全体トレンド
それではまず、2021年第3四半期の資産推移の全体トレンドについて見てゆきましょう。2021年6月末と2021年9月末の数字を比べてみると約0.1%増加しました。ほとんど変わっていないという状況です。若干の上下はあるものの、ここ半年間は資産がほとんど増えておらず、横ばいという状況と言えます。グラフでも、そのあたりが読み取れますね。
それでは次に、1年前の数値と比較してみましょう。2020年9月末と2021年9月末の数字を比べてみると、1年間で5.4%増加しました。2020年の9月から、1年間で資産は微増というところです。
次に月別の状況を見てゆきましょう。2021年6月末から2021年7月末にかけては、0.7%の微増です。ほぼ横ばいと見ていいでしょう。全ての項目が増えていますが、どれも1%前後の数字ですのでほぼ変化なしです。
7月末から8月末にかけては、約1%の減少でした。こちらもほぼ横ばいです。第2四半期と同じような傾向を示していて、現金と株式が減り投資信託が増加しています。
8月末から9月末にかけては、0.2%の微増です。こちらもほぼ横ばいと考えていいですね。全ての項目が増えていますが、どれも1%前後の数字ですのでほぼ変化なしです。
なぜあの人は「老後のお金」に困らないのか? ――老人ホームで働き、金融機関で学んだ私だからわかる資産トレンドの内訳分析
預金・現金・仮想通貨
資産の内訳は、いつものように現金から分析してゆきます。預金・現金・仮想通貨という分類になっていますが、私の場合はほとんどが定期預金を含めた銀行預金です。2021年6月末と9月末の現金の数字を比べてみると、0.7%減となりました。微減ですので、棒グラフを見てもオレンジの部分の違いはほとんどわかりません。
この四半期での大きな現金の動きはありません。日常生活で収入と支出があり、そのバランスで若干のマイナスになったと言うことができます。
資産を整理する目的で、私は昨年の後半あたりから積極的に株式の売却を行ってきましたが、この四半期では大きな株式の取引はありませんでした。そのため現金にも大きな変化は見られません。
現金のうち、以下の定期預金は継続しています。
- 商工中金 年利率0.2%(1年もの)
- auじぶん銀行 年利率0.2%(1年もの)
- SBJ銀行 年利率0.35%(2年もの)
これら定期預金のうち、auじぶん銀行は7月に一旦満期を迎えました。しかしその後も、高金利のキャンペーンを実施しているため、再度同じ定期預金に預け入れました。利率は年.02%と変わりません。
続いて商工中金も8月に満期を迎えました。こちらも同様に高金利のキャンペーンを実施しているため、同じ定期預金に預け入れをしました。ただし、年利率は昨年の0.22%から0.2%へと若干ダウンしています。これは、昨年のキャンペーンが、初めて口座を開設する人向けのものだったため0.22%というさらに高金利を得ることができていたためです。
前回、新生銀行の3ヶ月ものの定期預金が満期を迎えていて、新生銀行の普通預金に放置したままになっていますとお伝えしました。他の銀行に移すともお話ししましたが、結局はそのまま放置状態になっています。新生銀行の普通預金は低い金利ですのであまり魅力がありませんが、現時点では様子見というところです。
株式(現物)
株式は2021年6月末と9月末の数字を比べてみると、4.9%減と比較的大きな減少となりました。これは8月から9月にかけて、新型コロナの感染者が爆発的に増えたことで、株価が伸び悩んだことが理由です。さらに9月の岸田新政権の誕生に伴い、岸田ショックと呼ばれる「新たな金融課税」による株価暴落も原因です。
8月、9月には東京オリンピック・パラリンピックがあり景気浮揚が期待されていましたが、新型コロナの感染者増加によって打ち消されてしまった形になりました。残念です。
株式相場は、2021年10月に入り、新型コロナの感染者減少、円安の恩恵もあってまた上がり始めています。しかしコロナ禍も第6波が来るとも言われていますので、まだまだ株式相場は安定しないと考えています。
投資信託
投資信託について2021年6月末と6月末の数字を比べてみると、5.9%増加しました。順調に推移していると言えます。現在3つの銘柄を運用していますが、いずれの銘柄も継続的に利益を出しており、私の資産維持に貢献してくれています。
投資信託の3つの保有銘柄は、前の四半期からも変わっていません。詳しくは、また投資信託のポートフォリオ説明をしたいと思いますが、大きく利益が出ている銘柄については、今後も一部売却をして利益確定したいと考えています。
2021年に入ってから「三井住友TAM-SMT グローバル株式インデックス・オープン」と「三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)」について、毎月の積立額を少なくしましたが、これは現在も継続しています。さきほどお伝えした通り、コロナ感染者の爆発的増加と岸田ショックにより少し凹みましたが、依然として高値が続いて好調ですので、購入する額を少なくして利益が出やすくしています。値が下がったところで、また毎月の積立額を増やすことになると思います。
私の保有している投資信託は絶好調を継続しています。
保険・ポイント
保険について2021年6月末と9月末の数字は変化していません。私が保有している保険は外貨保険ですので、為替レートによって資産額が変動します。毎年4月にその時点の為替レートをで評価をし直していますので、6月と9月では変動なしです。2021年10月時点では、また円安が進んでいますので、評価額が上がっていると思います。
一方ポイントについては、2021年6月末と9月末の数字を比べてみると、6.9%増加しています。この四半期ではポイントを貯めることに注力しており、あまり使っていません。これが理由で増えています。しかしながら金額が小さいので、グラフではよくわかりません。
私も2回のワクチン接種が終わりました。また2021年10月からは久しぶりに全国の緊急事態宣言も全て解除されました。国のGoToトラベル2.0というものも行われるようですので、その時にはマイレージを使って旅行をしてみたいと思います。
今後の見通し
前の四半期に続き、この四半期でも大きな資産の変化はありませんでした。多少の上下はあるにしても、株式相場が比較的落ち着いていることや、私自身の生活にも大きな変化がなかったことが理由です。
コロナは少し落ち着いてきました。ニュースで報道される時間も9月に比べたら激減しているように思います。でも油断は禁物です。これからも第6波が来るかもしれませんし、それまでに病床の確保や口径薬の承認が間に合うかどうか分かりません。私自身の投資スタンスは現時点では待ち、我慢の時期を継続します。当面大きな動きがない限りは、新規の投資もしない予定です。
また、長期投資スタンスは変えていませんので、現在保有している株式銘柄と投資信託については、当面は保有を続ける予定です。
2021年10月末には4年ぶりの衆議院選挙が行われます。今回の自民党の議席数によっては、株式市場にも大きく影響するかもしれません。注意深く見守っていきたいと思います。
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