英語で「宿題」というのはなんと言えばいいでしょうか。
学校の宿題はhomework
英語で宿題と言えば、思い浮かぶのはhomeworkですね。これは学校でも習うので、皆さんご存知だと思います。
Google翻訳でhomeworkを調べてみると、以下のような記載があります。
homework
schoolwork that a student is required to do at home
出典:Google翻訳
意味を直訳すると、「学生が家でするように求められている学校でのワーク」です。つまり学校での勉強を持ち帰って家で行うものですね。私もそうでしたが、皆さんも宿題は嫌いだったのではないでしょうか。家に帰ってさっさと遊びに行きたいのに、宿題があるとなんとも気が重くなったものです。
ポイントは、学校から家に持ち帰ってする勉強ということですね。
ビジネスの世界でも多くの日本人は、仕事の「宿題」というとhomeworkという言い方をしているものと思います。会社から家に持ち帰って行う仕事、という意味に捉えているからだと思います。欧米人にもhomeworkという言い方は通じますし、間違いではありません。
以下のように使いますね。
My homework today is to think about how we should improve out productivity.
私の今日の宿題は、どのようにしたら我々の生産性を改善できるかを考えることだ。
ただ、欧米人の間では同じ「仕事の宿題」でも違う言い方をする場合があります。
スパルタ英会話 挫折せずに結果を出せる最速学習メソッド仕事の宿題はtakeawayを使う
「仕事の宿題」という意味で欧米人がよく使うのは、takeawayという言い方です。
Google翻訳ではtakeawayを以下のように定義しています。
takeaway
a key fact, point, or idea to be remembered, typically one emerging from a discussion or meeting
出典:Google翻訳
この意味は、「典型的なものとしては、議論やミーティングで出たキーとなる事実やポイント、覚えておくべきアイディア」になります。まさに仕事で使える表現ですね。ちなみにこのような仕事の宿題が複数ある場合は、takeawaysという言い方になります。
私もかつて外国人の上司から以下のようによく言われました。
Today’s key takeaways are to come up with how we can contribute to the business and necessary resources.
今日の(議論で出た)重要な持ち帰りは、どのようにビジネスに貢献できるかとそれに必要なリソースを考えることだ。
これは、今日の議論のサマリーをするとともに、次のアクションに向けた宿題を提起しているわけです。つまり「仕事の宿題」ということですね。
元々動詞のtake awayには、「持ち帰る」といった意味があります。これを名詞のtakeawayとして「持ち帰るもの」つまり宿題としたのでしょう。
仕事の宿題のことをhomeworkというのは間違いではありません。しかし、先ほどGoogle翻訳の定義で見た通り、homeworkには学生が行うものというニュアンスがあります。やはりビジネスの世界では、takeawayを使うとより洗練された表現になると思います。ぜひ使ってみてください。
飲食店の持ち帰りもtakeawayを使う
ビジネスとは少し離れますが、飲食店で注文した食べ物や飲み物を持ち帰ることもtakeawayと言います。日本ではtakeout(テイクアウト)を使う場合が多いのですが、アメリカでは普通にtakeawayを使います。
アメリカのマクドナルドハンバーガーで、takeawayと言えば持ち帰りの準備をしてくれますよ。
今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。
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コメント
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こんばんは
homeworkしか知りませんでした
私は使う機会はないのですが「takeaway」豆知識にします。
ナオさん、コメントいただきどうもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。