久しぶりの使える英会話です。と言うより投稿自体が超久しぶりです。「何しとったんねん?」と突っ込まれそうですが、色々とありまして・・・と、これは置いておいて、今回はビジネスで非常によく使う「確認する」という言い回しです。「確認する」を英語で言うとどのような表現になるのでしょうか。
「確認する」の意味を考える
まずは、「確認する」と言う言葉の意味するところを考えてみましょう。ビジネスで確認するというのは、以下のようなケースがあると思っています。
- 物事の(報告をするために)状況を確認する
- 資料などの内容を確認する
- 計画されたことがきちんと行われているかを確認する
他にもあるかもしれませんが、今回は上記のような3つの視点で「確認する」と言う意味を英語で見てゆきましょう。
物事の(報告をするために)状況を確認する
ビジネスパーソンで必ず必要となる状況ですね。あなたも、上司からこの案件の状況を確認して明日までに報告してほしい、などと指示されることがあると思います。
こんな時にはmake sureを使うのがいいでしょう。例えば以下のような使い方です。
上司 : Can you give me an update on Project “A” by tomorrow noon?
明日の昼までに、プロジェクト”A”の状況を報告してくれませんか?
あなた : Sure, I will make sure the status of the project.
分かりました。プロジェクトのステイタスを確認します。
このmake sureというのはアメリカ人が好んで使う言葉ですので、皆さんもアメリカ人との会話で聞いたことがあるかもしれません。とても便利な表現ですので、覚えておきましょう。アメリカ人でも、同様の意味としてたまにmake certainと言う表現を使う人もいます。
スパルタ英会話 挫折せずに結果を出せる最速学習メソッド資料などの内容を確認する
「明日のプレゼンに向けて資料を確認しなきゃ」といった場面があると思います。このような場合にはreviewを使うといいでしょう。
Let’s review the power point presentation material this afternoon.
今日の午後、パワーポイントのプレゼン資料の確認をしましょう。
日本語でもレビューという言葉はよく使うので、馴染みがあるかもしれませんね。欧米人も資料の確認にはこの表現を使うことが多いようです。
計画されたことがきちんと行われているかを確認する
仕事で大切なのは、計画通りに物事が進んでいるかを確認することですね。この場合、それを確認するための表現としてはcheckをよく使います。
チェックも日本人に馴染みのある言葉ですね。「計画と実績の差異をチェックする」といった場面が当てはまると思います。
I just checked the variance between this fiscal year plan and actual.
今年度の計画に対する実績の差異を確認しました。
またTo Doリストにマークを入れる場合などもこのcheckが使えます。ちなみにチェックマーク(レ)を入れるのことは英語ではtickと言います。
confirmは使えるのか
これまで3つのビジネスシーンで使える「確認する」と言う言葉を見てきました。でも皆さん、なんとなく違和感を感じませんでしたか?
そうです、confirmがありませんでしたね。実は日本人がビジネスの現場でよく使う「確認する」の英語はconfirmなのです。そこで最後に、confirmについて考えてみましょう。
Google翻訳でも「確認する」を調べると真っ先にconfirmが出てきます。この意味でも、日本人にはconfirmと言う言葉が一般的に使われるのかもしれませんね。
でも海外、特にアメリカではconfirmと言う言葉はあまり使われません。出張時のホテルや飛行機の予約を確認する時くらいでしょうか。日本人にも飛行機のreconfirmはよく知られていますね。
当然confirmを使っても間違いではありませんが、日常のビジネスで使う場合は、やはり先ほどお伝えした3つの表現がよく使われると思います。シチュエーションに応じて使い分けてみてください。
今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。
基本の78パターンで 英会話フレーズ800 にほんブログ村人気ブログランキング
コメント