メルカリとと日本郵便が始めた新しいサービス、ゆうパケットポストを使ってみました。宛名も書かない、宛名シールも不要、郵便局やコンビニの窓口に出すことも不要という画期的なサービスです。今回、ゆうパケットポストの使い方とそのメリット・デメリットについて説明します。
ゆうパケットポストとは
まず最初にゆうパケットポストとは何かについて説明します。ゆうパケットポストとは、メルカリと日本郵便が始めた新しいサービスで、専用箱を使います。
宛名を書かずにバーコードを読ませてポストにいれるだけ。なんと、これだけのステップで物が送れてしまうのです。私も何度も使いましたが、とても簡単です。最初は「えっ、これで本当に届くの?」という感覚でした。
上の写真が実際のゆうパケットポスト専用箱です。丈夫な厚紙でできていますので、多少の衝撃では破れたりしないと思います。
料金はいくらか
送料は全国一律で200円です。これ以外に専用の梱包箱を買う必要があります。メルカリでは、2021年4月30日までゆうパケットポストを利用した取引ごとに「メルカリ」で20円分のポイントが付与されていました。このため、実質180円で使えるようになっていました。しかし、このサービスも終了してしまいましたので残念です。
専用箱の大きさは、縦32.7cm × 横22.8cm × 厚さ3cmです。この箱に入る物であれば、重さは2kgの物まで発送可能になっています。通常メルカリで送る小物類であれば、ほとんどがこの専用箱で送ることができると思います。
ゆうパケットポスト専用箱はどこで買うか
この専用箱は以下の場所で購入することができます。それぞれ、料金と販売単位が若干異なっていますのでご注意ください。
販売場所 | 料金 |
郵便局 | 65円/枚 |
ローソン | 65円/枚 |
メルカリストア | 300円/5枚 |
Seria | 110円/2枚 |
単価が一番安いのはSeriaの55円ですが、販売単位が2枚づつです。2枚以上購入する場合は、Seriaでの購入がおすすめです。私は近所にあるローソンで、pontaポイントを使って無料で買いました。
初月から10万円を稼ぐ メルカリ転売術ゆうパケットポストの使い方
次にゆうパケットポストの具体的な使い方を説明します。前述の通り専用箱を使います。発送は以下のステップで行います。
- 箱を組み立てる
- 荷物を箱に入れる
- スマホで専用箱のバーコードを読み取る
- 読み取ったバーコードのシールを剥がす
- 専用箱を最寄りのポストにいれる
箱の組み立てはとても簡単で、2ステップでできます。箱に具体的な組み立て方が書いてありますので、それに従って組み立てれば1分もかかりません。
荷物を箱に入れたら、スマホで専用箱のバーコードを読み取ります。左の写真の、「①2次元コードを読み取る」の下のバーコードです。
次に読み込んだバーコードの部分がシールになっていますので、そのシールを剥がします。ちょっと剥がしにくいので、頑張って剥がして保管しておいてください。
シールにはメモが書けますので、送り先や送った物をメモしておけます。
あとは、この専用箱をポストに入れれば発送完了です。とても簡単です。
バーコードを読み取ると、自動でメルカリのシステムと連携して、送り先や宛名を記録してくれます。すぐに追跡番号もわかりますので、メルカリのアプリから荷物の追跡も行うことができます。
メルカリからゆうパケットポストの出品ガイドが出ていますので、以下の動画も参考にしてみてください。
ゆうパケットポストのメリット
実際にゆうパケットポストを使ってみて、私自身が感じたメリット・デメリットを説明してゆきます。まずはメリットからです。
- 簡単に発送できる
- 匿名で発送できる
このゆうパケットポストの一番のメリットは、やはり利便性です。とても簡単に発送できます。まず宛名を書いたり、伝票を貼ったりという手間がかかりません。また従来のメルカリの発送は、郵便局やコンビニに行く必要がありましたが、このゆうパケットポストはポストに入れるだけで済みます。
匿名で発送できるのは、以前からメルカリは対応していましたので、今回特筆すべき点ではありません。しかし、このゆうパケットポストは、送る人も受け取る人も匿名で取引できるというメルカリのメリットを最大限に生かしたものと言えるでしょう。
ゆうパケットポストのデメリット
とても便利なゆうパケットポストですが、デメリットもあります。私が使ってみて感じるデメリットは以下の通りです。
- 専用箱が必要となる
- 送料がらくらくメルカリ便よりも高い
- 受け取る人の郵便受けに入らないと持ち帰りとなる
1の専用箱については、前述の通り1枚55円〜65円かかります。メルカリで出品する場合は原則送料は送り元の人が負担しますので、結構大きな金額になります。ただ私の場合は、ローソンの余っているpontaポイントで購入しましたので、それほどの負担にはなりませんでした。
2について、ゆうパケットポストの送料は200円です。これはヤマト運輸が請負っている「らくらくメルカリ便」の175円より25円高くなります。実は2020年10月に料金改定があり、それまではヤマト運輸の方が郵便よりも高かったのですが、値下げしたために料金が逆転してしまいました。これは残念なことです。このらくらくメルカリ便はサービスが始まったばかりですので、近い将来もっと利用者が増えてきて料金が下がることを期待したいと思います。
私にとって残念な理由がもう一つあります。家すぐ近くにポストがあるため、このゆうパケットポストはとても便利でした。らくらくメルカリ便だとファミリーマートかセブンイレブン、もしくはヤマト運輸の店舗に行く必要があります。ファミリーマートが散歩ルートの途中にあるので、今後は散歩ついでにらくらくメルカリ便を出すことになると思います。
3については、専用箱に関係しています。ゆうパケットポストでは、必ず専用箱を使わないといけないのですが、これが意外と大きいのです。小さい郵便受けを使っている人もいるでしょうから、持ち帰りのケースが出てしまうと不便です。この対応として、私は小さな物を送る場合は少し小さめの封筒で送るようにしています。送る物によって、通常のゆうゆうメルカリ便とゆうパケットポストを使い分ける必要がありそうです。
今日はこれくらいにしておきましょう。ではまた。
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